ハイスペ男子の定義と聞くと、ほとんどの人が年収や学歴を思い浮かべると思いますが、最終的な目的が結婚であるならば、性格も非常に重要です。
いくら年収が高くても遊び人で家に帰って来ない男子は嫌ですよね。
というわけで、性格面も考慮した、「結婚した後も幸せにしてくれるハイスペ男子」の定義についてまとめてみたいと思います。
ハイスぺ男子の基準や条件
ハイスぺ男子の職業
幸せな結婚生活を送りたいのであれば、年収だけでなく「仕事の安定性」が重要です。
若くして会社を立ち上げて経営者になった男子も確かに魅力的ではあるのですが、歴史浅い会社の場合、ローンを組めなかったり会社が倒産するリスクもあります。社会的な信用を考慮すると、ある程度の歴史のある組織に勤めている男子の方が結婚には向いていると考えます。
士(師)業
弁護士や税理士等の法律家、医師や薬剤師は自営業の中でもトップクラスに安定した職業です。
その中でも、理想は大手法律事務所に所属している弁護士、医師は大学病院に所属している方が望ましいと考えます。
独立して開業している方の方が年収ははるかに高いのですが、自身が倒れたら一気に生活が傾くリスクがありますので、組織に所属している方の方が安定性という意味では上だと思います。
一部上場企業勤務
若い時の年収は医師や弁護士に負けますが、「仕事の安定性」という意味では士業より上です。
世の中にはブラック企業という言葉もありますが、働き方改革がうるさい昨今では、上場企業の多くはホワイト企業です。
何より、上場企業の多くは優秀な労働組合に健康保険組合、そして社会的な信用という数字に現れない強力なシールドで守られています。
上場企業に所属していれば、仕事中に倒れても会社が守ってくれますが、自営業だとそうはいきません。
企業は社員の雇用に関して、雇用保険等で給料の3倍の経費をかけていると言います。
実際に上場企業に勤めている男子は、給料の3倍の価値を持っている側面がある事を覚えておくといいでしょう。
公務員(国家一種以上)
安定性という意味では、公務員は最強です。
年収は士業やトップクラスの上場企業に劣りますが、国家一種試験に合格した超エリートや裁判官や検事の年収はサラリーマンの平均以上です。
不祥事でも起こさない限り、クビになる事もありませんし組織が潰れる事もありませんし、晩年は優良企業の顧問として再就職する事も出来ます。
ハイスぺ男子の年収
ハイスペ男子の代表格、お医者さんの年収は成功している開業医で年収3,000万、勤務医で年収1,500万が平均と言われていますが、企業勤めの男子の年収に関しては刹那的に判断する事はオススメしません。
ハイスペック男子の代表格、医者の好きな女性のタイプについて解説しています。
出会った時のドンピシャの年収しか見ないのではなく、将来的な可能性も考慮すべきです。
日本の上場企業はまだまだ年功序列の傾向が強い反面、30代から40代にかけて役職につく時に、年収は飛躍的に上がっていきます。
特に相手の男子が若い場合は、将来性も見据えて自分がハイスペの原石を磨くくらいのつもりでいる事をオススメします。
以下に一部上場企業を例に、各世代のハイスペ男子の年収について解説していきます。
30代で700万
会社勤めの一般男子の平均年収が400万と言われている時代ですが、30代はその壁を破るかどうかの分岐点の年代です。
すなわち、出世コースから脱落していく人がいる一方で、主任クラスの役職についた人は一気に年収が上がって700万円を突破、そこからトントン拍子に出世していく可能性が高いので、30代で700万はハイスペ男子の第一関門であると言えます。
40代で1,000万
30代で700万円に突入したハイスペ男子は幹部候補生です。40代で課長職について1,000万円も突破する可能性も高いです。
手前味噌で恐縮ですが、某上場企業に勤務している私の父は、40代で課長職についた後、数年後に部長職について年収2,000万円になりました。
50代で2,000万
先述の通り、一部上場企業に勤めている優秀なハイスペ男子の場合、50代で部長職になれば2,000万は突破します。
また手前味噌で恐縮ですが、私の父はその後取締役になり、年収3,000万円も突破しました。
企業勤めの男子を例に解説しましたが、日本の企業に勤めているハイスペ男子は、上記の通り終盤に一気に年収が跳ね上がる傾向が強いです。
その時点の年収だけでなく、生涯年収まで考慮する方が婚活の幅が広がると思います。
ハイスぺ男子の学歴
結婚相手を選ぶ時に学歴が重要なフィルターになるのは事実だと思います。
高卒でも優秀な方はたくさんいらっしゃいますが、やはり難しい大学を出ているという実績は、優秀な男子である証である事は否めないでしょう。
賛否両論あると思いますが、ハイスペ男子として必要な学歴は、関東なら最低でも「MARCH上位以上」だと考えます。
上場企業は大量の人員を採用しますが、幹部候補生としての採用は旧帝大と早慶出身者でほとんどが占められるのが現実です。
もちろん世の中には学歴に恵まれていなくても、実力で出世する方もいらっしゃいますが、結婚を視野に入れてハイスペ男子を探すのであれば、最低限の学歴フィルターが入ってしまうのは仕方の無い事だと思います。
ハイスぺ男子は体育会系出身者が多い
仕事をする上で最低限の体力は必要ですが、その指標の1つが大学時代のスポーツ経験だと思います。
バリバリの体育会でなくても、テニスやゴルフのような社会人になっても続けられるスポーツをしている男子は成人病にかかるリスクも低いです。
文武両道という意味で1番スペックが高いのは、早慶か旧帝大のの体育会系出身者です。
中にはラグビー日本代表の某選手のように、W杯出場と医師合格を両立させようとする超ハイスペ男子もいます。
そこまで高みに達している男子は稀ですが、少なくとも、一流大学の体育会系は優秀な頭脳と強靭な肉体を併せ持つ、文武両道の猛者である事は確かです。
結婚するまで早いハイスぺ男子の性格と恋愛観
真面目
別の言葉で言い表すなら、一途であるという事です。仕事に没頭しているハイスペ男子は基本的にみんな一途ですが、家庭に対しても一途であるかどうかも重要です。
家庭にも一途であるという事は当然浮気なんてしませんし、忙しい時間を塗って主体的に家事も手伝ってくれます。
子供好き
幸せな結婚生活まで追求するのであれば、子供が産まれた後の事もイメージしている男子こそ結婚後に幸せにしてくれるハイスペ男子です。会話の節々から子供好きであるかどうかは分かりますし、付き合い始めた後であれば、直接本人に聞いてみても失礼な質問でありません。
子供に恵まれないと幸せな家庭を築けない訳ではありませんが、子供好きなハイスペ男子は、結婚後も幸せにしてくれる男子であると思います。
謙虚
ハイスペ男子は自信家な方も多いですが、女子に対しては紳士的です。そして自分の年収や学歴、勤め先をひけらかすような事はしません。
特に年収に対しては謙虚な人が多いです。ハイスペ男子はお金目当てに寄ってくる女子に辟易して、自分の性格や内面を好きになってくれる女子と結婚したいと望む男子が多いからです。
合コン等の出会いに興味が無い(飽きている)
そもそもが真面目で合コン自体に興味が無い男子もいますが、むしろ散々合コンに参加してきてチャラい出会いに飽きて結婚相談所に入会するような男子も結構多いです。
遊び過ぎてむなしさを覚えて真面目な婚活に走るケースですね。
そういった今までモテてきたけど真面目な恋愛に飢えているので、タイミングが合えば結婚まであっという間だったりします。
婚活中のハイスぺ男子の特徴
大抵のハイスぺ男子は若くてカワイイ子が大好きですが、全員がそうであるとは限りません。
特に恋愛慣れしているハイスペ男子は、お金や勤め先等の上辺のブランドに寄ってくる女子を敬遠する傾向が強いです。
非モテハイスぺ男子であるほど美人で若い子が好き
今まで誰とも付き合った事がなくて結婚相談所に駆け込む男子に多いパターンです。
モテた経験が無い男子は、どうしても若い子に目が行きがちですが、これは恋愛と結婚を完全に分けきれていないのが原因だと思います。
なぜかモテないハイスぺ男子の残念な特徴について解説しています。
抜け目ないハイスぺ男子は知的水準と相性を重視する
非モテハイスぺ男子と違って、恋愛経験豊富なハイスペ男子は、年齢の若さよりも自分と同様に賢明な女子を希望する男子が多いです。
学歴・収入・容姿など全て兼ね備えているハイスぺック女性の特徴、職業について解説
今まで女性に困った事が無い男子ほどこの傾向は強く、恋愛と結婚が別物である事をしっかり認識しており、「若い子とは今まで散々遊んできたし、結婚は堅実に行こう」と割り切っているのだと思います。
日常的に努力を惜しまなないハイスペ男子は、何も考えていない相手対して退屈に思ったり価値観の相違を抱きやすい反面、努力家の女子に対してはシンパシーを感じやすいというのも大きな理由の一つです。
見た目や若さといった先天的なものに対してよりも、読書量や気遣い等、努力で身についた後天的なものに魅力を感じる傾向が強いと思います。
お金目当ての女子が苦手
特に医師や弁護士のようなブランド力のあるハイスペ男子は、お金目当ての女子が苦手な人が多いです。
確かに給料の高いお仕事についていますが、 難しい試験を乗り越えてその職業についたきっかけは「困っている人の役に立ちたい」という高尚な理由の方が多いのが大きな理由の1つだと思います。
結婚は確かに経済的な一面も重要ですが、経済的な理由以外の目標を持ってハイスペックな職業に就いた男子も世の中にはたくさんいます。
ハイスペ男子の特徴として、目標を達成して、結果としてお金が後から付いてきたという人が多いのです。
ハイスペ男子との結婚を目指すのでられば、単なる年収の金額だけ見るのではなく、高みに至った目的や苦労に理解を示してあげる事が特に大切な事だと思います。
共働きの女子が好き
ハイスペ男子は自立した女子を好きな男子が多いです。自立している女子=賢い=自分と話が合う女子と判断する訳です。
また、ハイスペ男子自身が稼いでいても、将来何があるか分かりません。
いざという時に自分を助けてくれる女子であるか見極める意味でも、自立した女子を求める傾向が強いと思います。
それと、先述のお金目当ての女子を避ける傾向がある事に通じますが、経済的に自立している女子はすなわち、「この人はお金目当てじゃないんだな」と安心する傾向があると思います。少なくとも、働いている女子は年収の有無に関わらずハイスペ男子に好印象を与えるのは事実だと思います。
依存してくる女子は嫌い
別の言葉で言い換えるならば、ハイスペ男子は芯の無い女子が苦手です。
男女逆の立場で考えてみて下さい。デートの企画等、全て女子に任せきりの男子は嫌ですよね。ハイスペ男子は頭の回転も早く行動力もありますが、何でも男子任せにされたら疲れてしまいます。
また、先述の通り、ハイスペ男子は結婚を意識すると自分に近い知的水準の話の合う女子を求める傾向が強いです。自分に対して的確に意見をしてくれる女子を求めています。
これを悪く捉えると気が抜けないと感じるかもしれませんが、良く捉えるならば女子の意見を尊重してくれるという意味でもあります。女子も努力を惜しまずに相手に何が出来るか意識して行動するようにしましょう。